2005年12月18日

レコード大賞っていうと。

俺は沢田研二の「ダーリング」と細川たかしの「北酒場」を思い出すんだけど、あの頃のレコ大って本当に全年齢層に人気のあった曲が選ばれてたと思う。でもあの頃はラジオやテレビしか無かったし、歌謡曲とは一線を臥してニューミュージックとかフォークとかが存在していて、それらはやっぱり若い世代だけの聴くものとして在ったと思うから歌謡曲ジャンルには到底かなう物じゃなかった。

今の時代、何から何まで好みが細分化してても特にマイナーに陥ることは少なくて、つまり受容する側が多岐にわたる=供給する側もそうならなくてはいけない。日本人特有の自然に隣と同化してしまう感覚を除いて、本当に好かれなくてはCDの売り上げにならない。
ココの所、CDの売り上げが落ちているのはきっと若年層から中年層、いまやCDを買って音楽を聴く、という行為がインターネットでDLして聴く、という手軽さに移行していてその浸透度はこれからは益々深く広くなっていくだろう。これからはネット環境を持たない人の層しかCDに手を出さない事になりかねない。
今や、CDの売り上げ=人気というバロメーターには意味が無い。

レコード大賞の審査基準がそもそも判らない。先の火災で審査委員長の阿子島氏が亡くなったが、俺はこの人のことを知らなかった。

遺体は阿子島さんと確認 レコード大賞審査委員長宅火災
asahi.com: - 社会


どう選んでいるのかその透明性を晒していないものを其の侭受け止める事など出来ない。まだ有線大賞のほうがストレートに評価できるシステムを持っていると思う。しかし、有線のリクエストをする人の種類にも偏りがあるし、ラジオにしてもネットにしてもカラオケにしても、そのソースを利用する人たちが全ての年齢層に対応とするものは存在せず、もしそれぞれで大賞を選定したとしても結局は小さなお山の大将にしか成りえない。

「レコード大賞」なんてやめたらどうか!
Excite エキサイト : ニュース


つまり俺が言いたいのはコレで。
紅白もそうだけど、国民全員が支持する方向をして無いものを保持していく意味は無いんじゃないかと。年齢別とかジャンル別とか、そういう振り分けをしてその中での大賞を決めていく、それしかないんじゃないかな。
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posted by 加賀 at 16:13 | Comment(2) | TrackBack(0) | 独り言
この記事へのコメント
>「レコード大賞」なんてやめたらどうか!

アメリカでのレコード大賞に相当する
<グラミー賞>というもの、
昔は時代を敏感に反映したセレクトで非常に権威のある賞だったのですが、
90年代になってからは審査員が聴かないような
若者向けジャンルは「もう大御所ノミネートしときゃいいだろ?」というムードがただよったセレクトになってしまい、若者の支持を得られない形だけの賞になってしまいました。

急遽それを案じた委員会は、
今度は突拍子も無いセレクトで「多分コイツらが一番トンガッてるんだろ」とあてずっぽうなノミネートをしてしまい、さらなる失笑を買いました。

どっちにしろ、もうこれだけ音楽がジャンルといいその数といい飽和するくらい溢れている今、審査する側もシーンを追いきれないと思います。
もはやレコード大賞という巨大な賞が権威を持つという時代ではないのかもしれませんね。
Posted by #104 at 2005年12月18日 20:03
お偉いがお偉いのはその人の人生を良く知る人や崇拝する人達の間だけの話。お偉いからといって、万民にとってお偉い訳じゃない、って時代になりましたね。政治家先生だって只の国家公務員。町の社長さんも社内とその取り巻きだけの話。

供給側の自由にはならない世界。それが今だと思います。売れる為にマーケティングをして作品を作れば何かのパクリになりかねないのはエイベックスのやり方を見ていると判ります。グラミー賞はどうなのかわからないですが、アカデミー賞取った作品が大抵はつまらないのと似てるかな、レコ大の価値って。

権威が只の形骸となると目も当てられないですね。時間の流れの緩やかな頃なら兎も角、今は一分一秒で状況が変わるのだから、枯れたミイラについて来れる訳が無いんだ、うん。
Posted by 加賀 at 2005年12月19日 02:47
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